腎疾患専門施設の看護部として、
専門知識と技術の研鑚に励み、質の高い看護の提供を目指します。
私たちはケア提供者の中心としての役割を自覚し、
心のこもった看護を提供します

腎不全看護とは、延命治療の手段として透析療法を選択した患者や家族の衝撃の深さを知り、疾病に対する患者や家族の反応と受容レベルを診断し、円滑な治療が継続できるように、患者のセルフケアを支援し、必要時には援助を行い、臓器移植および機械・器具・装置に依存した状況下における健康回復と患者の自己実現を目指す活動を行うものである。
腎不全看護学会「透析看護」より

衆和会の理念に基づき、透析専門施設における高度の知識と技術を習得し、質の高い看護サービスを提供できる看護職員を育成する。 個々の学習ニーズと目標を尊重し、専門職業人としての自律を支援する。
専門職業人として科学的、創造的、かつ主体的に質の高い看護サービスを提供できるよう、各々の成長段階に応じた教育的支援を行う。

| 教育研修のねらい | |||||
| レベルI | レベルII | レベルIII | レベルIV | ||
| ・指導を受けながら看護実践ができる ・衆和会職員および専門職業人としての意識を高め、的確な看護活動ができるように職場への適応を図る ・患者の個別性に応じて看護を提供できる ・後輩指導のための知識を学ぶ | ・新人看護師の特性をふまえ、教育的関わりを通して新人看護師を支援できる ・チームリーダーとしての実践能力を高める | ・チームリーダーとして実践面での専門性を高めると共に管理について学ぶ | ・チームリーダーとして後輩指導ができ、管理能力を高める | ||
| 教育内容と方法 | |||||
| レベルI | レベルII | レベルIII | レベルIV | ||
| 衆和会集合教育 | ・採用時オリエンテーション ・リスクマネジメント・感染 | ・リスクマネジメント・感染 | ・リスクマネジメント・感染 | ・リスクマネジメント・感染 | |
| 
 | ・長期透析合併症 ・薬剤 などトピックス研修 | ||||
| 看護部集合教育 | ・看護記録 ・救急蘇生 | ・リーダーシップ ・プリセプターシップ ・看護記録 ・看護過程 ・看護研究基礎 ・救急蘇生 | ・リーダーシップ ・プリセプター研修 ・看護記録 | ・リーダーシップ | |
| 部署内教育 | ・看護技術 ・透析技術 ・救急蘇生 ・ME機器関連 | ・看護技術 ・透析技術 ・救急蘇生 ・ME機器関連 | ・看護技術 ・透析技術 ・救急蘇生 ・ME機器関連 | ・看護技術 ・透析技術 ・救急蘇生 ・ME機器関連 | |
| 院外研修 | ・接遇 ・専門職業人としての心構え・コミュニケーション ・透析関連研究会 | ・プリセプターシップ ・フィジカルアセスメント・看護過程 ・看護研究 | ・リーダーシップ ・プリセプターシップ ・透析従事者研修・看護研究 | ・ファーストレベル | |
| ・他施設見学 ・透析技術認定士研修 | |||||
| 役割別院外研修 | ・リスクマネージャーI・NST ・創傷管理 | ・リスクマネージャーII ・感染管理スタッフ研修・NST ・創傷管理 | |||
| 評価 | ・看護研究 ・院内勉強会講師 | ・看護研究 | |||
当院では、年度途中に採用された看護職員が安全でスムーズに職場へ適応できるように研修を計画しています。
| 項目 | 内容 | 実施者 | |
| 衆和会 | 衆和会の概要 | 病院概要 | 看護部長 | 
| 衆和会理念・基本方針 | 看護部長 | ||
| 病院組織図 | 看護部長 | ||
| 衆和会今年度目標 | 看護部長 | ||
| 労務管理 | 就業規則 | 事務局長 | |
| 服務規律規定 | 看護部長 | ||
| 目標管理 | 人事考課 | 事務局長 | |
| スキルアップシート ( 能力開発プログラム ) | 看護部長 | ||
| 教育記録書 | 看護部長 | ||
| 親睦会 | 活動内容、病院行事について | 親睦会 | |
| 職員健診 | 看護部長 | ||
| 看護部 | 看護部理念 | 看護部長 | |
| 看護部組織図 | 看護部長 | ||
| 看護部規程 | 看護部長 | ||
| 看護課今年度目標 | 看護部長 | ||
| 患者の権利 | 看護部長 | ||
| 看護協会 | 看護部長 | ||
| 看護部費 | 看護部長 | 
| 部署内オリエンテーション事項 | ||
| 項目 | 内容 | 実施者 | 
| プリセプター紹介 | プリセプター制度 | 看護部長 | 
| 各職場概要 | 配属部署案内(機能と構造) 配属部署構成メンバー紹介 看護方式 看護課長、主任、リーダー、メンバーの役割 | プリセプター 教育担当者 | 
| 勤務について | 勤務時間・時間外勤務 出勤簿 勤務表と勤務形態 勤務希望 休暇・遅刻・遅出・研修・超過勤務の届出 | |
| 施設管理 | 出入り(出退勤時)の注意 非常口 消防設備 火災発生時 敷地内禁煙について | |
| 医療安全対策 | 事故発生時の対応 コードブルー | |
| 感染予防 | スタンダードプリコーション ごみの分別 針刺し事故防止 | |
| 情報セキュリティー | 個人情報保護 守秘義務 | |
| 倫理 | 医療者の倫理 終末期医療・事前指示書 身体拘束基準 | |
| 各職種業務内容 | ||
| 接遇 | 身だしなみ 基本的な考え 患者呼称について | |
| 血液透析とは | ||
| 電子カルテ | ||
| 衆和会グループウェア | 操作方法 | |
| 衆和会イントラネット | 操作方法 | |
| 勤務場所 | 勤務形態 | 勤務名 | 時間 | 
| 病棟 | 変則2交代 | 日勤 | 8:30 - 17:00 | 
| 夜勤 | 16:30 - 9:00 | ||
| 血液浄化センター | 時差出勤 | 早出 | 7:30 - 16:00 | 
| 日勤1 | 8:15 - 16:45 | ||
| 日勤2 | 8:30 - 17:00 | ||
| 遅出 | 11:30 - 20:00 | ||
| 準夜1 | 13:30 - 22:00 | ||
| 準夜2 | 15:00 - 23:30 | ||
| 夜勤 | 16:30 - 9:00 |